ニコ動、コメント付きの電子書籍表示サービス「ニコニコ静画(電子書籍)」開始

ドワンゴは8日、「ニコニコ動画」内の新サービスとして、電子書籍が読める「ニコニコ静画(電子書籍)」を開始した。同時に、角川グループホールディングスが、無料で読めるオンライン雑誌「角川ニコニコエース」を創刊。

毎週火曜日に最新号が発刊され、1週間限定で無料配信される。ほかにも無料コミックを用意している。

また、この「ニコニコ静画(電子書籍)」は、角川グループホールディングスが展開している電子書籍配信プラットフォーム「BOOK☆WALKER」と連携しているのも特徴。

「BOOK☆WALKER」が配信するライトノベル、コミック、文芸作品、ゲーム関連書籍、新書、実用書などが「ニコニコ静画(電子書籍)」から、コメント機能を使いつつ閲覧できる。

「ニコニコ静画(電子書籍)」が、通常の電子書籍サービスと大きく異なる点は、ニコニコ動画と同様にコメントがつけられる事。

ページをめくるなどのボタンを下部に備えており、この欄にあるコメントマークを押すと、画面が若干暗くなり、そこに白文字でコメントが流れる。

動画と同様に、右から左に流れるコメントを投稿できるほか、文章のどの部分、漫画のどのコマに対してのコメントなのかわかりにくいため、文章やコマに線引きをした「範囲指定コメント」をする事もできる。

(av.watchニュース 配信2011年 11月 8日)

岩波書店も11月下旬から電子書籍の提起配信を発表したばかりです。

紙媒体の伸び悩みをデジタルコンテンツで活路を見出そうと、大手各書店の動きが激しくなっております。

日本の経済は依然と逼迫感がありますが、動画共有サービス、音声合成システムを利用した初音ミクやiモードといった世界に誇れる様々なサービスが生まれております。

デジタルコンテンツ市場は、2009年の段階で既に5兆8964億円と言われ、年々増加している成長市場であります。

よって、この元気の良い市場を日本の国や公共機関が、ヨーロッパのように先導してバックアップして、輸出産業としても盛り上げていければ日本も活性化していくのではないでしょうか。

あるなし商標検索バナー