中国、全国182都市で偽ブランド品など2500万点一斉処分

中国からの報道によると、全国182都市で模倣品の一斉取締りが行われ、偽ブランド品や海賊版などの知的財産権侵害品、偽農業用資材、偽薬品、偽食品など安全性に問題ある粗悪品など、合わせて2500万点余りが廃棄されたことが明らかになった。

中国政府は、知的財産権の保護強化を求める米国など国際社会の批判を意識して、2010年11月から中国国務院と公安部が全国の公安機関に対して取り締まりを強化命じている。

公安部の発表によると、この1年で摘発された摘発された知的財産権の侵害品や粗悪品などの製造販売に関する犯罪件数は、2万8000件あまりで、損害額は180億元(2220億円)規模に達したという。

(知財情報局 2011/11/08(火) 配信より)

私もTVニュースで映像を見ましたが、中国政府は国を上げて知的財産権の取締りをしているということを、世界に見せたいのですね。

パフォーマンス的な要素が大きいのですが、実際に中国政府は知的財産権の保護にとても力を注いでおります。

知財の環境は、日本よりも訴訟大国アメリカのそれに近いので、特許・実用新案権・意匠権・商標権・著作権など、取得できるものは中国国内で販売する前にできるだけ出願して、もしもの訴訟リスクに備えて守りを固めておきましょう。

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